Green Yuzu

2007年にシドニーで生まれたYuzuとの生活から

19.3.09

Stanwell Park


シドニー周辺にはいいビーチがたくさんあるが、今日はパパの知人の画家宅をたずねた。シドニー空港を通り過ぎ、南へと40分ほどのStanwell Parkは小高い山々に囲まれ、海を囲むようにして家が立ち並ぶ、小さな海辺の村。またハングライダーのジャンピングの場としても知られ、美しい海岸線がなだらかに続く情景を一気に眺められる場所だ。パパの知人の宅はその情景を、自宅のバルコニーからも見渡せるうらやましい限りの場所にある。ここに移ってこられて25年。周りの風景も変わり、贅沢なホリデーハウスへと古い家が建て替えられているらしい。その間、家の価格も、何十倍と・・・。今では庶民にはてが届かぬ値段となってしまっていると、話してくれた。本当に、シドニーの住宅は高い。

ちょっと遅めのランチをバルコニーでとったあと、ビーチへと向かった。家からほんの5分ぐらい坂を下りると、ビーチ。シドニーのビーチと比べると、人が断然少ないが、ローカルの人が多いらしく、パパの知人たちは何人もの人から声をかけられていた。

半日この夫婦と話をしただけだが、二人の絆の強さが伝わった。奥さんは5年ほど前から、癌を告知され、余命、3ヶ月だと医者から宣告されたらしい。でも、自分たちで生きる道を求め、信頼がおける医者と出会う事ができ、その医者と新しい治療法で癌と向き合ってきたという。いろいろ作品を見せてもらったが、その中に、治療中に描かれたという、奥さんのポートレートがあった。奥さんが暗い部屋から窓越しに眺める景色を明るく、コントラストを持たせて描かれた絵。画家のご主人は希望ある未来と示したというが、奥さんは暗すぎるとコメントした。書き手とモデルの思いが、違っているのは病気の受け止め方が違っているからなのかもしれないし、それは当然のことなのかもしれない。とにかく、重い現実とポジティブに立ち向かっている二人から、私たちはすごくエネルギーをもらった気がする。
今のところ、Yuzuは、機嫌の悪いときを省き、人見知りがわりあい少ない。きょうも、初対面の二人にいっぱい遊んでもらった。また、はじめて猫を触った。にげられても懸命に追っていくYuzuの姿。かわいい。

この人がパパの肖像がを描いてくれるという。いったいどんなものになるのだろう。

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